HOME > 高齢者介護とアロマ
T.E.N.アロマアソシエーションは、1998年より介護施設・医療機関に対するアロマテラピー導入コンサルティングという新しいアロマの分野に取り組み、アロマテラピーの真の目的である「癒しの精神」を実践しております。

老人病院での活動を通じて、スタッフとして活躍されている方々の体験談をご紹介いたします。


数年前、慶友病院でのトリートメントに参加することになり、最初は病院の中で行なうトリートメントに役割が果たせるのか?ちょっと不安でした。これまでの生活であまり接点がない場所だけど、大丈夫かな?と。この感想は後に大きく変わっていくことになりました。その後、しばらくして、自分が長期入院する事態に見舞われたのです。病院で過ごす日々、2ヶ月にわたる入院生活で感じたのは、他愛もない話って「ホッ」とするなあということでした。以前から患者様の様子を窺いながら、いろいろな話をしていましたが、復帰してからは、病院でトリートメントを受けていただく時間は、体とともに少しでも「心軽くなる時間」であってほしいなと感じています。
いまだに不安な気持ちもありますが、慣れてしまうより、いい緊張も必要と思って続けています。


西村先生に出会ったのは、今から3年近く前だったと思います。「アロマテラピーってちょっとおもしろそう」と軽い気持ちで講習会に参加しましたが、西村先生の豊富な体験談やたくさんの実習からアロマテラピーの世界の奥深さ、魅力にすっかりハマってしまいました。今の仕事をずっと続けるつもりでいたので、正直なところ「アロマを仕事に」というほど真剣には考えていなかったのですが、”高齢者とアロマ”という接点が見つかり、アロマを通して自分の仕事の幅を広げることが出来るのではないかという期待を持てるようになりました。こうして、アロマのことをもっと知りたい、もうちょっとだけ勉強したい、と思ううちに、気付けばアロマセラピストの資格取得まで目指すようになり、老人病院のスタッフとして高齢者のトリートメントにも関わらせていただくまでになりました。まだまだ勉強の日々ですが、先生や仲間にも恵まれ、家族も「今までいろいろ手を出した趣味や資格の中で一番実生活の役に立っている(笑)」と応援してくれています。
アロマテラピーには人を癒す力がありますが、自分の人生を豊かにする力もあるのではないでしょうか。


友人の紹介で慶友病院スタッフに入れていただき2年とちょっとになります。
アロマセラピストの資格をとって間もない私が病院でのトリートメントなんてできるのかしらと不安でいっぱいでした。 先輩スタッフの方々の優しく的確なご指導により何とか一人前にできるようになってきました。
始めはその日の体調やご気分に合わせた精油を選ぶのもなかなか決まらずにいました。限られた時間の中で身体の温かさ、肌の状態、お顔の表情を見ながら決めていかなければなりません。ご家族からは、それは何に良いのとか手足が暖まるものはないかしらなど、ご質問をいただくこともあります。 ちゃんと答えなければと精油についてもあらためて勉強をしたりしています。
最近は、何よりもわずかな時間の中でいかにくつろいでいただくか、緊張はしていないかしら、ご気分は良いかしらと気をつけながら行っています。
そして、お帰りの時に「ありがとう」とおっしゃっていただくと本当に良かったまた頑張ろうと元気がわいてきます。
まだまだ未熟な私ですが、皆さまに支えられながらこれからも成長していきたいと思います。


老人病院でアロマセラピストとして活動するようになって、丸5年が過ぎます。月に1~2回とスローペースで参加させて頂いてきました。この活動の一番の喜びは、セラピストとしての手技の経験以上に、患者さまとの関係づくりなのかもしれません。トリートメントに必要な情報や感染症などを除けば、患者さまの詳しい個人情報はセラピストに開示されません。そのため、患者さまのふとした一言や仕草、目の動き、あるいは、ご家族との世間話など、様々なところにヒントを見つけながら、患者さまの人となりを少しずつ、少しずつ、探っていきます。戸惑うことも多々ありますが、その方の輪郭が見えてくるまでの一歩一歩が、何より楽しみです。 言葉を話せない方、手足が不自由な方、内弁慶な方、様々です。この数年で、ほんの幾度かですが、患者さまと心から通じ合えた瞬間のことは一生大切にしていきたい思い出です。また、100年近く生きてこられた方の手足に触れることで、お一人お一人がまったく違ったユニークな存在であること、様々な人生を歩んでこられたこと、人の奥深さを教えていただきます。今ではこの活動は私にとって、なくてはならないパワーの源です。これからも細く長く、続けていけたらと思っています。(2007年)。

| 日 程 | 講習会内容 |
|---|---|
| 2007年 5月25日 | 「高齢者の心理療法~回想法の実践から」
講師:臨床心理士 黒川由紀子氏 内容:臨床心理士であり慶成会老年研究所所長の黒川 由紀子氏をお招きして、高齢化社会の最前線での様々な体験談や、記憶が呼び起こす心の力に着目した「回想法」について講演していただきました。 |
| 2007年 6月17日・18日 |
第1回 「高齢者とアロマテラピー」
第1部「高齢者と心理療法」 講師:臨床心理士 坪山芳栄氏 内容:介護の現場やボランティア活動で役立つ、傾聴をベースに高齢者の話を聞くための<意味と留意点>についてお話していただき、参加者の皆さまには、ロールプレイを通じて体験していただきました。 第2部「ハンドトリートメント実習」 第3部「フットトリートメント実習」 講師:西村真理子 原真紀 西岡澄子 深津あつこ 内容:T.E.N. アロマアソシエーションが2001年より老人介護施設などで実施しているフット&ハンドアロマトリートメントの臨床実績を盛り込んだ内容です。 精油の選び方やフット&ハンドトリートメントの実習をしました。 |
| 2007年 9月9日・10日 |
第2回 「高齢者とアロマテラピー」
第1部「高齢者と心理療法」 講師:臨床心理士 坪山芳栄氏 内容:介護の現場やボランティア活動で役立つ、傾聴をベースに高齢者の話を聞くための<意味と留意点>についてお話していただき、参加者の皆さまには、ロールプレイを通じて体験していただきました。 第2部「ハンドトリートメント実習」 第3部「フットトリートメント実習」 講師:西村真理子 他 内容:T.E.N. アロマアソシエーションが2001年より老人介護施設などで実施しているフット&ハンドアロマトリートメントの臨床実績を盛り込んだ内容です。 精油の選び方やフット&ハンドトリートメントの実習をしました。 |
| 2008年 1月18日・19日 |
第3回 「高齢者とアロマテラピー」
第1部「高齢者と心理療法」 講師:臨床心理士 坪山芳栄氏 内容:介護の現場やボランティア活動で役立つ、傾聴をベースに高齢者の話を聞くための<意味と留意点>についてお話していただき、参加者の皆さまには、ロールプレイを通じて体験していただきました。 第2部「ハンドトリートメント実習」 第3部「フットトリートメント実習」 講師:西村真理子 原真紀 西岡澄子 深津あつこ 内容:T.E.N. アロマアソシエーションが2001年より老人介護施設などで実施しているフット&ハンドアロマトリートメントの臨床実績を盛り込んだ内容です。 精油の選び方やフット&ハンドトリートメントの実習をしました。 |
| 2008年 6月6日・7日 |
第4回 「高齢者とアロマテラピー」
第1部「高齢者と心理療法」 講師:臨床心理士 坪山芳栄氏 内容:介護の現場やボランティア活動で役立つ、傾聴をベースに高齢者の話を聞くための<意味と留意点>についてお話していただき、参加者の皆さまには、ロールプレイを通じて体験していただきました。 第2部「ハンドトリートメント実習」 第3部「フットトリートメント実習」 講師:西村真理子 他 内容:T.E.N. アロマアソシエーションが2001年より老人介護施設などで実施しているフット&ハンドアロマトリートメントの臨床実績を盛り込んだ内容です。 精油の選び方やフット&ハンドトリートメントの実習をしました。 |
| 2009年 2月7日・8日・9日 |
第5回 「高齢者とアロマテラピー」
第1部「高齢者と心理療法」 講師:臨床心理士 坪山芳栄氏 内容:介護の現場やボランティア活動で役立つ、傾聴をベースに高齢者の話を聞くための<意味と留意点>についてお話していただき、参加者の皆さまには、ロールプレイを通じて体験していただきました。 第2部「ハンドトリートメント実習」 講師:西村真理子 原真紀 内容:T.E.N. アロマアソシエーションが2001年より老人介護施設などで実施しているフット&ハンドアロマトリートメントの臨床実績を盛り込んだ内容です。 精油の選び方やフット&ハンドトリートメントの実習をしました。 第3部「高齢者と皮膚感染症」 講師:医学博士 豊福一朋氏 内容:高齢者に起こりやすい皮膚感染症や皮膚のトラブルについて皮膚科専門医の豊福一朋先生に詳しく解説していただきました。 第4部「アロマテラピーの臨床とケース」 内容:実際に現場でアロマトリートメントを行なっているT.E.N. アロマアソシエーションのアロマセラピストによるケース発表をしました。 第5部「フットトリートメント実習」 講師:西村真理子 桶川佐由美 深津あつこ 内容:T.E.N. アロマアソシエーションが2001年より老人介護施設などで実施しているフット&ハンドアロマトリートメントの臨床実績を盛り込んだ内容です。 精油の選び方やフット&ハンドトリートメントの実習をしました。 |


アース・スタジオ(株)と近畿大学理工学部、その他の企業の産学共同研究により、認知症の防止に効果が期待できる精油を発見、精油の機能性が科学的に解明された。
認知症の患者には、脳内の神経伝達物質であるアセチルコリン(ACh)の低下がみられる。アセチルコリンは、アセチルコリントランスフェラーザによって合成され、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)により分解されることにより、一定の濃度に保たれている。そのため、アセチルコリンを分解するアセチルコリンエステラーゼの働きを阻害し、アセチルコリンの減少を抑えることが、認知症の予防につながる治療法のひとつと考えられている。
ティートリーオイルは、強い防腐、抗菌性を持つことが知られているが、合わせて、主成分が、アセチルコリンエステラーゼの働きを抑える働きがあることが確認された。